激々々重っっっ……!!
ヘイズさんとヘルンさんが好き過ぎる。こんにちは、miTokiです。
今回は『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 掌編集1』の感想になります。
ダンまち各作品のネタバレを含むのでご注意くださいね。
はじめに
感想に入る前に今回の『掌編集』についてのご説明を軽く致しますと、掌編集とは今までの小説の発売時に各店舗さんでの購入特典として付いてきたショートストーリー(以下SSに略)やちょっとお高めな小冊子付き特装版のシナリオ、そしてGA文庫の周年記念の寄稿ストーリーなどをまとめたものになります。
──正直めちゃくちゃ嬉し過ぎますねこれ!!
自分はダンまち(というか大抵のラノベ)を購入するのはアニメイトさんかゲーマーズさんがほとんどでそれ以外の店舗特典SSは基本持ってなかったですし、そもそもダンまちを読み始めたのが原作3巻の発売時ぐらいだったのでそれ以前のとか読んだことなかった…っ!
特典SSはベルくんたちの日常のドタバタを書いたものから本編の補足(裏?)設定を書いたものまで多種多様なのでこれらが読めるのは本当に嬉しい……。ありがとう連続刊行。さらに今回の書籍化にあたっての完全書き下ろし小説も載ってるんだから本当に感謝しかないね…。少しはやすんでくれ大森神。
ちなみに今月が掌編集の1巻、来月が掌編集の2巻となっていて掌編集1がダンまち本編1-17巻とその他特典、掌編集2が外伝オラトリアやファミリア・クロニクルのお話となっています。一応ご注意を!
各巻特典ショートストーリー感想
それでは改めて、ここからはSSについての感想を──と言いたいところなんですが、その、ね…
数がッ!多いッ!!そして時系列がバラバラッ…!!
こんなのどうやって書けばいいんだよ~!記事書いてる方も読む方も頭こんがらがるよ~(泣)
うーん掌編集、感想書きキラー過ぎる…。そんな感じで自分のキャパを完全に超えたので全てのSSではなく、自分がこの話良かった~!!と感じた17巻の電子書籍版特典『syrとHornの狭間で』とメインの書き下ろしについて書いていきます。全部書けなくてごめんね。でも私は悪くない。強いて言えば70種類近くSS書いた大森先生とGA文庫が悪い。ありがとう。これからもSSどうぞよろしくお願い致します。
というわけでどうぞ~!
syrとHornの狭間で
【悲報】ヘイズさんが好き過ぎる。
というわけで原作17巻の電子書籍版特典のSS『syrとHornの狭間で』の感想です。SSなので当たり前ですが短い。でも最っ高なんだ…。
まずなんと言ってもヘイズさんが良過ぎるんだ……後生だからもう一度『ベルちゃ~ん、しゅきしゅき~』ってナース服着て言ってほしい。オラリオ二大ヒーラーとしてアミッドも一緒に着てほしい。下ネタも全然イケるし煽ったりもできるのにその実ファミリア内で一番の苦労人なのもめちゃくちゃ良い…。怒るとマジこわいの好きなのでダンメモレギュラー入りしてオッタルを懲らしめてやってください。
と、俗物的?な感想はここまでにして。……自分がこのお話の好きだな~いいな~って思ったのはヘルンさんの内面、思考がめちゃくちゃわかりやすく書いてあるところ。あとフレイヤ様の寝室での「好きだなぁ」の時の感情がヘルンにも流れてて……とか。原作の補完とかもあってね。最高でした。
……というか正直これ原作に入れておいてほしかったんですけど大森先生!!これ入れるだけでだいぶヘルンさんのファンアート増えたと思うんですけど!!
書き下ろしSS『ベルクラ★ランキング ~とある半年間の軌跡~ 』
ここからは今回の書き下ろしストーリーについての感想を書いていく、んです、が…。うーん……そうね、なんて言えばいいのかな……
ミステリアスビューティーなヘルンさんが激重メンヘラ女になっちゃったじゃないかー!!(ありがとうございます!!)
いやーもう、大森先生の考えてることは本当に理解できませんね…上期のSSで女神と娘の間で揺れ動いていた”女神の付き人”ヘルンさんが2ページ以上隙間なくびっしり使ったベルくんへの呪詛をするなんていったい誰が想像できただろうか。そしてこの古参勢、マジでベルくんへの解像度が高過ぎる…
「追い詰められれば雄々しい咆哮を上げて猛り狂い雄も雌も構わず救い出そうとする神も呆れるほどの傲慢さ」「受け取ったものを他者に返そうとする偽善性」「諦めることをもはや諦めている既に手遅れな破滅性」とか、マジでぐうの音も出ない程ベルくんのこと理解し過ぎてて読んでて思わず頷いちゃったよ…。
そしてこれだけで終わればまだ理解者で済んだのに、途中途中に入ってくる「あのヒューマンの毒牙にかかるのはもう私で終わりにした方がいい」という最後の女ポジ確立とか「私が犠牲にならなきゃ…」とかがストレートにメン〇ラ感を増しててね……こんなの好きになるに決まってるよーッ!!
もうヘルンさん、好き~!!好き過ぎる。というか18巻での解散以降マジで音沙汰なかった【フレイヤ・ファミリア】についての情報の一発目がヘルンのメン〇ラ化とか本当に想像できなかったよ…前回の記事で「【フレイヤ・ファミリア】に関しての情報は大森先生が意図的に避けてる(キリッ)」とか言ってたの本当にバカみたいじゃん!やっぱり大森藤ノという超越存在の思考を理解できるわけがなかったか……
でも解散の間接的な原因のひとつであるヘルンさんが楽しそうにやってて少し安心しましたね。これからも定期的にローリエさんと一緒に再登場して楽しそうなことしててほしい。ダフネとカサンドラたち並みにヘイズさんも連れて出てきてほしい。そしてベルくんがアイズと話すたびに悪寒感じてて欲しい…。
終わりに & 次巻以降
──というわけで以上、ダンまち掌編集1の感想でした。
ここまで読んで頂けて感謝。本当にありがとうございます。今回は掌編というのもあって短めでした。そしてSSの感想全種類書けなくてごめんなさい。本当は私も書きたいんですけど時間がねぇだよ~(泣)
きゃるるんっ!「ファイたんで~すっ!」してる紅髪紅眼の火の親方(笑)かわいいーっ!挿絵付きで見たかった~!!とか、ベルくん視点で『円月投』の映像化頼むベルくん視点で!(重要なので2回言う)とか、ベルくんのベットの上で発情してる(してない)狐娘とか、ベタ惚れローリエさんとか色々色々、本当にもっと書きたいんだよ~!なのでいつか別記事で書くかこの記事にしれっと付け足してると思います。いつかね。
こほんっ。さて、皆さんはどのSSが一番好きだったでしょうか。自分はなんだかんだゴブニュとフィンの『少女の知らない鍛冶場の裏話』か、ベルリューの『ちょっと遅くなった『約束』を』な気がします。フィンがほんとカッコいいし、”約束”の方はあの約束をした原作あたりの流れが綺麗すぎてね…(アニメ効果もあるかもしれませんが) あとは大森先生もあとがきで触れていた『ブルートワイライト』も良いお話ですよね。
(ただ個人的にはオラトリア特典SSの『物語の中で出会ったような君に』が一番好き。ダンメモ”アルゴノゥト”直後にあのSSきたのめちゃくちゃ好き…)
ここからは真面目な感じでお話ししますと、上でも書いた通り今回はヘルンさんがなんだかんだ楽しそうにオラリオで過ごしているのがわかって本当にほっこりしました。よかったよかった……これ以降は少し出番が減ってしまうような気がして寂しいですが、またこんな感じのメン〇ラヘルンさんが見れたらいいですね。
──次巻以降のお話になりますけど、来月5月発売の掌編集2が連続刊行7ヵ月目なのは既に告知されていましたがそれ以降の連続刊行についての詳細も少し発表されましたね。
6月発売が『オラリオ・ストーリーズ』、7.8月発売が『英雄譚 アルゴノゥト』。
『オラリオ・ストーリーズ』はアニメ円盤特典小説の「英雄と娼婦」「異端児からの手紙」それに書き下ろし小説が追加された短編集。『英雄譚 アルゴノゥト』は7月が「前章 道化行進」8月が「後章 英雄運命」の前後編となっております。
しかも!アルゴノゥトの方は前章後章をBOX装にした豪華版も8月に発売されるそうです!!
た、楽しみ~!!これ空の境界の20周年豪華版みたいなモノだろうし、これで装飾がくっっっそオシャレな古文書のようなダンまちの世界に本として置いてありそうなものだったら激エモですよ!そしてイラストは是非ヤスダスズヒト先生であってほしい……っ!!さらにこちらの豪華版は基本受注生産らしいので予約すれば絶対に購入できる神対応…!ありがてぇ~!!アニメが終了してもまだまだダンまちのライブ感に触れられて本当に楽しいよ~!!
それでは改めて!今回はここまでになります。
大森先生、ニリツ先生、他関係者皆々様、過去一助かる~!な楽しい一冊をありがとうございました!2の方も期待高まる…!
それでは次回、ダンまち掌編集2の感想でお会いしましょう。ばいばい!
執筆中BGM:ユースフルアイズ(サクラローレル(CV.真野美月)
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