突然の爆弾に動揺を隠しきれない。
やっはろー!miToki(以下 管理人)です。
本日4月16日は我らが後輩、一色いろはのお誕生日。もちろんぽんかん⑧神のTwitterでもお祝いイラストが上がっております。
いろはす可愛すぎるが…?
ラフな服装もあざとい萌え袖も、すべてがかわいい。昔から可愛かったのはもちろんわかっているのですが、”いろはじめ”や“オールスターズの表紙”など、最近のぽんかん先生の描くいろはの可愛さは群を抜いてますよね…と、永遠に見ていたい神イラストですが、なにやら気になる文字が添えられています。
「コラボおめでとう!」
・・・コラボ?なんの?
もちろんい・ろ・は・すだよ!!!(ばばーん!)
と、いうわけで茶番はここまで。
今回は『俺ガイル×い・ろ・は・す コラボストーリー』のあらすじと感想を書いていきます!(コラボストーリー本編はい・ろ・は・すキャンペーン公式サイトで是非ご覧下さい!)
では、どうぞ!
『さりげなく、なにげなく、一色いろはは未来を紡ぐ。』 渡 航
さて、今回の書き下ろしストーリーは授業合間の休み時間のお話。時系列的には最終巻(14巻)の後、八幡たちが3年生になった4月頃です。10分ほどの休憩時間に中庭の自販機へ飲み物(マッ缶)を買いにきた八幡。
もうね、クラス替え早々休み時間に居場所を失ってる八幡が相変わらずで笑っちゃったんですけど、完全にぼっちというわけではなくて、教室にいると再び同じクラスになった葉山や海老名さんに話しかけられる恐れがある(あの二人は目立つので視線が集まる)ので逃げてきたんでしょうね。微笑ましいなぁ・・・
八幡がマッ缶を握りしめ、ベンチに腰掛けるとはしゃぐ女子たちの声が聞こえてきます。
ちらと視線を向けるとそこには移動教室の帰りで校舎へと戻る一色いろはの姿が。
そしてこちらを見る八幡に気が付いたいろは。
一色が無言のままに、「あ」と口を開く。いや、もしかしたら「げ」かもしれない。
けれど、表情に驚きが滲んだのはその一瞬だけで、一色はすぐに取り繕うようにほのかに笑むと、指先がわずかに覗く程度に袖を余らせたカーディガンでもって、胸の前で小さく手を振ってきた。
こっそりと、周りの人に見られないようにと、秘密めかしたその手ぶりと微笑みは、逢引のサインみたいで無性に気恥ずかしい。
可愛すぎないか? この後輩。
最初の「あ」か「げ」の表情が、アニメのおかげで容易に想像できる。そしてそのあとですよ。あざとい。あざとすぎる。もう可愛すぎないか??? 付き合ってるんですか君たち。『逢引のサインみたい』じゃなくて完全に逢引きのサインですよこれは…。
そんないろはの仕草にうまく反応できず、彼女が去った後も一人反省回をする八幡。するとざりっと砂を踏む音が。
「せーんぱいっ」
甘やかな声音で軽やかに声を掛けられ、そちらに顔を向ける。
瞬間、ひやりとした柔らかな感触が頬にあたった。驚きに身を仰け反らせると、先ほど通り過ぎたはずの一色いろはがすぐそばに立っていた。『い・ろ・は・す』のペットボトルを手に、にこりといたずらっぽく微笑む。
あざとさが限界突破してる…
もうこの仕草だけでも最高にかわいいんですけどこの子このあと、八幡の頬に付けたペットボトルを自分のおでこに当ててるんですよね(たぶん無意識)距離近くない・・?抵抗無さ過ぎない・・・?
そんな仕草にどぎまぎしながらも「友達と教室戻ったんじゃないの?」といろはに問う八幡。いろはは生徒会室に寄ると口実を付けて友達と別れ、引き返してきたようです。他の理由(トイレとか飲み物買うとか)だとみんな付いてきちゃうから、”こういう時”は便利な言い訳ですよね、と。(ベンチの距離を少し縮めながら)
それに対し一人になりたいときには使える言い訳だな、とわかるわかる言っている八幡。
こ、この鈍感系主人公…
心底呆れ切った様子で、一色は薄いため息を吐く。胸元に軽く手を添えると少し体を傾けて、俺の顔を覗き込んできた。
「そうじゃなくて……」
一色はそこで言葉を区切ると、内緒話のように俺の耳元に唇を寄せて、小さな声で囁いた。
「……“こういう時”です」
他に誰がいるわけでもないのに、ことさら秘密めかした可憐な声音はほんの一瞬、耳朶を甘噛む。
ど、動悸が収まらないが。
可愛い過ぎるでしょこの後輩。既にこの記事で可愛いって書いたの何回目?”こういう時”って「あなたに会うための口実を作る時」ってことでしょう。可愛いが過ぎるぞこの後輩。
さらにこのあと「別に用はないですけど……。ていうか、先輩がこっち見てたんじゃないですか。だから、来いってことかと。手振っても無視するし」とか言ってるんですよ。やっぱりさっきの手振りは逢引のサイン・・・
その後、会話を続けるうちに記念日の話題になる二人。記念日。たとえば、誕生日なんてその最たるもの。そして未開封のマッ缶をいろはに差し出す八幡。
「誕生日、おめでとさん」
俺は苦笑交じりにそう言って、一色の手にマッ缶を握らせた。
だが、一色からの応答はない。彼女は両手で押し包むようにして持ったマッ缶を呆然と見つめていた。
「…………」
呆けた表情でぱちくり瞬き、声のない吐息だけが漏れ聞こえてくる。
クリティカルすぎるよーーーーー!!
きっちりいろはの誕生日を覚えていた八幡。いろはからすると今日は誕生日、こっち見てたしなにかあるのかな~って戻ってきたらなんにも言わないし相変わらず鈍いし… で諦めてたところにこれですよ。
そして奉仕部の方でも放課後にサプライズのお祝いを企画しているようです。本命のプレゼントはその時渡すけど、ここでなにも言わないのも不自然だろうとマッ缶を差し出した八幡。すると、くいくいっと八幡の袖を引くいろは。(あざとい)
「缶コーヒー一本で済むようなお手軽な子じゃないですよ、わたし」
拗ねたようにつぶやくいろはが最高にかわいいんですが、プレゼント(本命)のことをまだ言うことはできないので困る八幡。そして手に持つ別の物を八幡に差し出すいろは。
「……あの、これ、あげます」
「あ、それはどうも」
すいませんねいただいちゃって……と、俺が反射的に会釈して受け取ったのは、先ほどから一色が手にしていた『い・ろ・は・す』である。
「……え、なんで?」
手元から視線を上げて、一色を見る。相変わらず一色はそっぽを向いたままだったが、俺の問いかけには存外素直に答えてくれた。
「交換です……。コーヒーと、交換」
コーヒーと『い・ろ・は・す』は交換なのでチャラ!だからさっきのプレゼントは無効です!と、赤い頬を誤魔化すようにぷくっと膨らませているいろは。
照れ隠し最高か???そして無効になったプレゼントの代わりを要求するいろは。
「なので、プレゼントはまた今度ということで……。今週末とかどうですか? わたし、暇じゃないですかー?」
「え、あ、いや、プレゼントは一応別の用意を検討していてだな……」
なんなら放課後に渡すつもりなんだけど……と言いたいのだが、サプライズであるがゆえにはっきりとは言えないジレンマ!
ぐぬぬっと言葉に詰まっていると、それをどう捉えたのか、一色はにっこり笑って、ベンチから身を乗り出した。
「プレゼントは言い訳ですよ」
俺の肩にそっと手を乗せると、もう片方の手は口元に。そして甘くとろけるような響きの声音でもって、一色いろはは唇寄せて囁いた。
何に対する言い訳だと、うすら寒いすっとぼけで問い返すよりその先に、一色はぱっと身を引き、なにもなかったようににっこり微笑む。
そして始業のチャイムと共に「楽しみにしてますねー!」と教室へ戻っていくいろは。
ヒロインとしてあまりにも魅力的…
彼女がいる八幡を週末のお出かけ(デート)に連れ出す「言い訳」。それをあえて「プレゼントは言い訳」と伝える駆け引きの上手さ。ゆきのんよりも恋の駆け引きが上手すぎて不安ですよ。問題はこれを実行することで結衣の時にも同じ言い訳ができることなんですけど、それすらも計算込みでやってそうだなぁ…
『諦めなくていいのは女の子の特権』を有言実行している流石いろはす…
というわけで、ここまでがあらすじと感想でした。全体的にですが、そうですね…
単純にお話として面白過ぎるコラボストーリーだったなと。これ無料で読めるとかまじか???
個人的はもうアンソロジー4の書き下ろしになっていてもおかしくないくらい面白かったし、いろはが可愛いかった。俺ガイルぽさのある小ネタ挟んでくる感じとかも、きちんとコラボと合わせていてわたりん凄いとしか言いようがないですよね。(世界をかえさせておくれよ は、い・ろ・は・すのCM曲)
本編の公開がいつまでかわからないのでスクショ取って保存しておこう…
それでは今回はここまでとなります。突然のコラボで驚きましたが、最高でした。OVAでアニメ化待ってますよ!!そして、おそらく次回の記事は明日発売のアンソロジー3.4の感想になるかと。近いうちにUPしますのでよろしければ是非!
ではでは~。
執筆中BGM : 答え合わせ(四宮かぐや(CV.古賀葵)
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