『神々よ、ご照覧あれ!』
『この時をもって 新たな時代を切り拓く!』
『──私が、始まりの英雄だ!』
こんにちは、miTokiです。
今回は『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか英雄譚 アルゴノゥト』の感想です。
前章『道化行進』 後章『英雄運命』合わせての感想になります。ですがそんなに長くはないとおもいます。
今回もダンまち各作品のネタバレを含むのでご注意を。
それではどうぞ~
はじめに
まずは皆様に謝らせて下さい。
遅くなって本当に申し訳ありませんデシターー!!
と、流石に7月半ばのアルゴノゥト前章『道化行進』の発売から時間が空いてしまいましたので、投稿前に改めて前書きを書かせて頂いております。
いやね、今回の『アルゴノゥト』という物語が本当に素晴らしくて書きたいこと沢山出てくるしそもそも前章後章で2冊分だし……単純計算読むのも書くのにかかる時間も二倍じゃん?(他作品のLIVEとかコミケとか行ってましたごめんなさい。楽しかったです)あとは書籍版アルゴノゥトを読み終えた後、ダンメモ版はどんなだったかな、どこか違う部分はあるかなと読み返していたらそのまま『アエデス・ウェスタ』と『ナイツ・オブ・フィアナ』まで読み返してしまったり……といった紆余曲折をへての執筆となりました。本当に愚図愚図愚図愚図愚図愚図愚図ッ!!ノロマッ!!と心の中のヘルンさんに叱られている。かわいい。19巻試し読み最高!!ただ、19巻の発売前には投稿できましたので個人的には満足しています。
それでは改めて感想をどうぞ。
書籍版 英雄譚『アルゴノゥト』
ダンメモの二周年イベントで公開されてから約4年。遂に書籍化を成し遂げて発売した英雄譚『アルゴノゥト』。おめでとうございます。本当に嬉しいです。
なんでそんなに嬉しいのかって?周りに布教できるからだよッ!!!!!
いや、真面目に一番嬉しいのがこれなんですよね……。もちろん好きな物語を気軽に手に取れる、読み返せるっていうメリットなんかもあるんですけど、アルゴノゥトは今まで人に勧めるためのハードルが高すぎた……(泣)
ダンまち本編、外伝に並ぶくらい素晴らしいのはわかってるのに、読んでほしいのに、その方法がソシャゲの過去イベントを読むしかないという結構な作品ファンじゃないと触れられない事実。しかもフルボイスなので結構時間がかかるという現代人には中々なハードルの高さ。
それが今回の書籍化でヒョイと触れられるようになったのは本当に嬉しいです。この調子で『アエデス・ウェスタ』と『ナイツ・オブ・フィアナ』も書籍化お願い致します。絶対に必要だから。マジで。59階層のフィン口上オマージュで全人類鳥肌立つから。マジで。
もちろんアプリ版にはアプリ版の良さもあるんですけどネ!それはもちろんフルボイス。アルゴノゥトにはめちゃくちゃカッコいい口上が盛りだくさんですし、それを豪華実力派声優様たちの演技で聴けるのは素直に最高なんですよ……。
特にフィーナ処刑の時のアルゴノゥトの演説と、それを語るリュールゥが本当に最高なのでここは書籍版よりもゲーム版の方が好み……かもしれません。あとはゲーム版PVでも使われたオルナの叫びとアルの”それでも”。そして物語の終わりを綴る語り部の「本当よ?本当なんだから。──だから──」の優しい声音。いや、改めて聴くとアプリ版もやっぱり最高だな……。
ただ全体的な感想で言うと書籍版の方が好き…かもしれません、個人的には。
アプリ版ですと立ち絵の表情の変化と声優さんの演技を受けてキャラクターの気持ちを読み取るしかなかったものが、大森先生の書く文章によって事細かに受け取れるのが本当に嬉しいです。
はぁ……本当に大森先生の書く文章最高過ぎる……。後章164ページの地の文マジで最高過ぎません?
アルゴノゥトの大立ち回りからの【約束されるは『大いなる航海』】から始まる熱い煽り、その後に続く英雄たちの啖呵、そしてそれを締める『私が、始まりの英雄だ!!』からの迫力満点見開きイラスト。構成が完璧過ぎる……。
もう本当にアルゴノゥト最高過ぎるよ…。”救った『一』が『百』になる”とかダンまちという作品の根幹過ぎません……?アイズの助けた”ベル”が”リリや春姫”になって、その【ヘスティア・ファミリア】が”異端児たち”を救い、ソード・オラトリア内、人造迷宮決戦での”オラリオ”を救う……うーんやっぱり構成が……(ry)
特装版特典『オルナへの手紙』について
続いては豪華特装版に付属する特典リーフレット『オルナへの手紙』の感想ですが……申し訳ありません。具体的な感想は伏せさせて下さい。
理由は大森藤ノ先生が自身のX(旧Twitter)にて、今回は以下のようなコメントをされているためです。
ネタバレは勿論のこと、とっても高いお金を支払って買って頂いた方々、何よりアルゴノゥトを愛してくださった人達に何かを返そうと思って今回の特典を付けさせてもらいました。ご配慮して頂けたら幸いです。
— 大森藤ノ (@fujinoomori) August 15, 2023
今回のアルゴノゥト特装版は普段のリーフレット付き版とは違い約6,000円とそれなりのお値段ですので仕方ない……。ただハードカバーの書籍は本当に興奮するくらい素晴らしいですし、『オルナへの手紙』も「えっ……えっ!???」とか「うわ…あぁ……(泣)」ってなるくらい衝撃的というか、「こういう事だったか~!!」みたいに、こうガツンとくる内容だったので購入して本当に損はないと思います……!彼女はいったいどんな気持ちでこれを書いて、そして彼女はいったいどんな気持ちでこれを読んだんですか……?(号泣)
これまでのダンまちのコンテンツを追ってきたファンは皆さん同じような感想になるんじゃないかと思います。ありがとう大森先生。最高のお返しです……。
豪華特装版についてですが、少し前はプレ値が付いてたり在庫無くなってましたが現在はAmazonにちらほら在庫が復活してるみたいなので気になるダンまち好きな方は是非…!
終わりに
──とまぁそんな感じで、今回はここまでとなります。ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。
皆様は外伝『アルゴノゥト』、いかがでしたでしょうか。
自分はアプリ版を何度も読んでいたので新鮮…とはいかず、記事も改めて読むと少し短めになっています。本当はもっと語りたいんですけど語りたい部分が多すぎて収集付かないんだ……。その分19巻(と特典)の感想は沢山書くつもりなので気長にお待ち下さい。
……あっ!そういえば後章に載っていた大森先生のあとがきお読みになられましたか。自分は少し泣きそうになりました。そしてオルナへの手紙を読んで泣きました。本当に書籍化して頂けてよかった……このあとがきを読んだだけでも大森先生にとって『アルゴノゥト』という物語が本当に”原典”なんだなってわかります。
これは俄然19巻も楽しみになってきたぞ……!今回はドラマCDもあるしなっ!!視聴の部分で「あっ、これ最高なやつだ」ってわかるもん……本編の試し読み最高に笑えたもん……そして遂にリューさ……(泣)
あとあと、新しいソシャゲのバトル・クロニクルも配信されましたね。自分はちょっと今は凱旋門賞と燃え残った全てに火を点けるので忙しいので時間が空いたらやろうかな……空くかな……(白目)。完全書き下ろしシナリオ来たら100%ヤリマス。
以上、改めて今回はここまで!
大森先生、かかげ先生、他関係者様、素晴らしい英雄譚をありがとうございました!!
特にかかげ先生!アルゴノゥトは原典だしイラストはヤスダスズヒト先生だと嬉しいナ~とか発売前は思っていました!スミマセン!!めちゃくちゃ可愛い(そして少しえっち)女性陣たち、めちゃくちゃカッコいい男性陣たち、そして370ページでのオルナの見開きで完全にやられました…!本当に最高です!!ありがとうございました!!
それでは、皆様が新たな喜劇に出会えますように。
次回、ダンまち19巻の感想でお会いしましょう。(追記ですが”ダンメモ”の書き下ろしラストエピソード『色褪せぬ理想』最の高だったので是非読んで下さいネ!)
またね~!!
執筆中BGM:たったひとつの(井口裕香)
コメント
いつもダンまちの感想を楽しみに読んでおります。しばらく更新がなかったため体調を崩されたのではと思っていたのですが、何事もなかったようで良かったです。本編19巻の感想も楽しみにしております。