【ダンまち】ダンまち原作21巻&オラトリア16巻試し読み!!!

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

ダンまち3巻同時刊行で死ぬ感想書きがいるらしい。

 

というわけでこんにちは。miTokiです。

前回のソード・オラトリア15巻の感想から約9か月ぶりの記事になりますが、皆様お元気だったでしょうか。

全然ブログを更新していませんが私は元気です。ブログの方も、本当は負けイン8巻の感想を5000文字くらいまで書いてたんですけど没フルランドの感想も6000文字くらい書いて没。最近はダンクロの時ジェスめっっっちゃ良かったよね!??って記事をちょこちょこ書いていたのですがエイティシックス新刊読んで間に合わず……。

なんとか年内にフルランドの感想くらいは投稿したいナ…とは思っています。気長にお待ち下さい。もし今年中に記事がでなければ、それは「こいつZAとエアライダーやってんな……」と思って下さい。

 

とまぁ当ブログの近況報告はこんなところにさせて頂き、ここからは10月11日に発売されるダンまち原作21巻、そして同時刊行される外伝ソード・オラトリア16巻の試し読みが公開されましたので、そちらを読んだ感想とか考察をお話ししようと思います。ダンまち各作品のネタバレを含むのでご注意くださいね。

前回までのお話どんな内容だっけ?という方はそちらの感想も書いているので良ければご覧くださいませ。

【 感想:ネタバレ注意 】ダンまち20巻
学区の生徒達が息を吞むほど、オラリオ全体が一人の少年を呼んだ。 『英雄』の道を駆け上がる世界最速兎レコードホルダーの名を。 ──『世界は英雄を欲している』。 こんにちは、miTokiです。 というワケで今回は...
【 感想:ネタバレ注意 】ダンまち外伝 ソード・オラトリア 15(+特典小冊子)
皆様、あけましておめでとうございます。miTokiです。 私自身の近況とかオラトリア15巻試し読みの感想を投稿しなかった理由言い訳などは記事の最後にお話するとして…──今回は『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか...

 

……え?

同時刊行されるのは3巻だろ?アスフィのファミリアクロニクルは書かないのかって?

・・・

 

 

あらすじ

まずはそれぞれのあらすじからご紹介します。今回のあらすじは3種類ありまして、上からダンまち21巻、ソード・オラトリア16巻、そしてオラトリア16特装版のあらすじです。

【ロキ・ファミリア】全滅ーー。
 北の最果てより帰還したベルを待ちうけていた最悪の報せ。
 都市最大派閥の『遠征』失敗と、ダンジョン60階層にアイズたちが取り残されたという現実に神々さえもが衝撃を隠せずにいた。
 だが、英雄の都は終末を拒む。
「使うのは『オラリオの全軍』だ」
 喊声を上げよ。すべての手札を注ぎ込み、絶望に抗え。そして――
「私ができた。なら、貴方もできる」
 深紅と紺碧の眼差しが交わる時、一筋の希望に手が届く。
 これは、少年が歩み、女神が記す
――【眷族の物語】―― 

 

それは悪夢。
「『遠征』失敗、派閥連合は壊滅!」 それは破滅。

「まさか『氷園』に墜ちるとは……」 それは痛哭。

「行く。もう一度、あの地獄に」 そして、それは逆襲。

「……貴方の力が要る」 その『怒り』の名は『希望』。 

白光の大火、妖精の咆哮。 破滅を打ち砕く不屈の意志。 奇跡は未踏の先で待つ。絶望のただ中でその名を呼べ。 

これはもうひとつの眷族の物語、 

――【剣姫の神聖譚】――

 

「だから……一緒に行きましょう」 その約束は白く輝く呪いだった。

「全てが終わったら、行こう」 二人で夢見たささやかな未来。
「お前に出会えて良かった」 もう叶うことのない光冠の誓い。 

――でも、『今』は違う。『光冠』が、見えた。 宙に浮かぶ光の輪が。 

どんなに離れても巡りゆき、絆を繋げる、『妖精の輪』が――。

『全てが終わったから、いこう』 そんな『彼女』の言葉に、笑って頷いた。

この旅の終わりに。 それは貴方のもとに辿り着く、

――魂の故郷の歌――

 

いやっ…!最後のあらすじはなんですか!?

ナニ!?レフィーヤになにが??フィ、フィルヴィスさんなの…?え?わけわかんないよ!!!

というのが率直な疑問なんですけど、それ以外にも気になる部分がありますね…。個人的に気になるのは「使うのは『オラリオの全軍』だ」がめちゃくちゃ気になり…。オラリオダンジョン総突撃とかあったらめちゃくちゃ面白そうですけど、『それが出来るなら苦労はしない』案件ですから、もっと手の込んだものなのかな…?

色々気になることはありますが今回は2冊分の試し読みなので、とりあえず試し読みを読んできます!!

 

原作21巻-試し読み感想

◆ 見開きイラスト◆

ヘスティア様まじで女神様なんですけど……?(不敬)

というわけで、当然今回もまずは見開きイラストの感想からになりますが…過去最高レベルに良くないすか?めちゃくちゃ美しい……。本当に一枚の絵画のようで素敵。

ヤスダスズヒト先生の描かれるダンまちのイラストは神秘的で素晴らしいですねぇ…。

 

ペラッ。

 

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

 

いやヘイズさんでっk!!!!!!!!!!

ヤスダスズヒト先生えっち過ぎる本当にありがとうございまs!!!!!

 

プロローグ 『セカイ名作劇場』

アイズは、暗闇の中に立っていた。

風が吹いた。真っ赤な泉が広がっていた。

『アハハ、ウフフ、イヒヒッ』

笑っている、誰かがアイズの声を奪って、嗤っている。

 

・・・気を取り直して、21巻はアイズのモノローグからスタート。

外伝を読んでいる方はこれがアイズが『穢れた精霊』に囚われたというオラトリア15巻の内容とわかると思いますが、本編しか読んでないよ~って方もいるかもしれないのでその人たちにもアイズの現状がわかるようにするきっかけのような感じかな。

おそらくこの後に、ベル君がアイズに何が起こったのかをちゃんと知る展開があって、そこでソード・オラトリアを読んでない人にもわかるように物語が進むのではないでしょうか。まさにプロローグ。

ただこのプロローグで気になるのは現在氷の鳥籠の中にいるアイズがフィン達【ロキ・ファミリア】の現状を認識しているっぽいところですね…。オラトリア15巻の時はアイズの形をした『少女』からの攻撃って感じでしたけど、そこにアイズの意思があるとは思えなかったし…いや確かにティオネの名前を呼んでましたけど…。まさかそこに真アイズの意識もあり、かつそれを本人が認識してしまっているとは思ってなかったので……。

これって、アイズ目線だと『自分を助けに来た冒険者たちを、自分と同じ形をした『少女』達が襲い続ける光景を見せられ続ける』ってことなのでは…?これで「自分は助かってはいけない」みたいな思考になってしまったりとかね……。うわああああベル君はやく、はやく来てくれー!!!

とりあえず間違いないのは『穢れた精霊』邪悪過ぎるよぉ……(泣)

 

一章 アイズSOS

 

眼鏡「『救出作戦』を決行する」

兎「師匠マスター! 僕は何をすればいいですか!」

眼鏡「お前は寝てろ、、、

兎「えっっっ」

 

ごめん、私この鬼畜ツンデレ眼鏡エルフ(男)大好きです。

ということで、20巻「『遠征』は失敗!『遠征』は失敗っ!! 60階層で、派閥連合は壊滅、、!!」という衝撃のラストから続く今回。

個人的に本当にやっぱベルくんていいなぁ。って再認識できました。

自分は過去の記事の展開予想「救援を!」と求められたら間違いなく飛び出すのがベル・クラネルと書いたんですけど、本物のベル君は助けを求められる前に「助けに行かせて下さい!」って自分から言えちゃう人っていうのがもう本当に本当に良かった。たぶんヘルンさんも後方で腕組みながら頷いてると思う。まぁヘディンからは「五十点」って感じでしたけど。

 

というか師匠マジで最高過ぎてやばくないですか…?(語彙力)

もー……圧倒的実力で救出作戦の総指揮官になるのは当然として、指パッチンで神様を従わせてるの面白すぎるし、ベル君を「さっさと死ねねろ」と(無理矢理)寝かせた後に、既に出てしまっている遠征の犠牲者の話をするの優しすぎてさぁ……。

「勝手に落ち込み、勝手に立ち直る。労力の無駄だ」の所とか本当に好き過ぎる。ベル君が犠牲者の事を聞いて傷つくことも、でも絶対に立ち上がると確信しているのも本当に良くってぇ…だいすきでぇ……(泣)。

彼の考案した『オラリオの全軍』を使った救出作戦もわくわくしますし、この後のオラトリア16巻の試し読みでも登場するであろう、ベル君が見つけた『目が合ったような気がした、怒号にも屈せず、気丈に正面を見返す山吹色の髪の妖精』もいよいよ本編に本格的に参入してきそうでそちらも非常に楽しみです…!

 

オラトリア16巻-試し読み感想

見開きイラスト

 

 

……。

 

 

私が最後に見る景色

──全てが終わったから、いこう。

そんな彼女の言葉に。

涙を堪え、笑って頷いた。

この旅の終わりに。

 

………。

 

一章 敗北者達~迷宮リベンジャーズ~ 

もう休んでいい。耳元でそう囁く。

涙で顔ぐちゃぐちゃにしながらら、かぶりを横に振った。

「行く」

我儘な子供のように。

「行かなくちゃ」

あるいは誓約ゲッシュを果たす、何よりも愚直な騎士のように。

 

(話が)暗いよー!!(展開が)こわいよ~!!(泣)

うおおお……本編の方は真面目な話をしつつも、なんだかんだヒロイン達のベル君包囲網に絶句する周回遅れ系後輩女子の話とかやってたのにこっちは最初からクライマックスなんですが……。見開きイラストの方も不穏だし、プロローグタイトルの「私が最後に見る景色」とか明らかにレフィーヤ目線だし……”最後”って。”最期”ってことではないよな、うん大丈夫ベル君もいるから大丈夫(震え声)。

前回のあとがきで大森先生が「『ソード・オラトリア』という物語を最初から読んで、”とある登場人物”を見守ってきた方には、次の巻だけは見届けてほしい」と言っているのがマジでこわいよ~、そんな振りからのこのタイトルは不穏過ぎます大森先生。

でも、ラウルの描写は凄く良かった…。「ごめんっ、ごめん」って泣いているラウルをロキが抱き寄せるのが本当に親と子過ぎて良い…。そして傷つきながらも「行かなちゃ」って言えるラウルも良……。

 

それはそれとして寝ているベル君のベッドの上で何をしているんですかレフィーヤさん気になる気になる気になるのではやく!読みたいっ!!!!

 

終わりに

──というわけで以上、ダンまち原作21巻とソード・オラトリア16巻の試し読み感想でした。ここまで御覧頂きありがとうございました。

毎度のことながら本当に本編が楽しみです…!あと特典の書き下ろしが載っている小冊子も!!そしてもちろんアスフィのファミリアクロニクルも!!発売は来週土曜日の10月11日。店頭だと早めに並ぶかもしれませんね。

 

原作、ソード・オラトリア共に発売日数日以内には感想記事をそれぞれ投稿したいと思っていますので、皆様の感想も頂けたら嬉しいです。

 

ではまた来週!!

コメント

  1. 912 より:

    お久しぶりです。あの年始の驚愕からはや9ヶ月…
    まず原作の方は外伝15巻の展開をすぐ持って来た感がしますが
    ここまで来てラウルやレフィーヤについて存在程度しか触れず
    それがどう暗示するのか…。
    後は考えすぎでしょうが神々やヘディンがベルの下を訪れた際
    こう言う展開でベルの側におられる事が多いヘルメス様が不在なのが?でした。
    …準備か暗躍かそれともゼウス様に火急の報告をしているか?
    加えて目次を見ると外伝ではダイの大冒険っぽい項目もありましたが
    原作の方では見る限り救出戦の方は今巻で片づきそうな一方で
    今回の展開に繋がった不吉な項目がある為どちらもすんなり次に行くか
    怪しい上、先生の予告通りベルが相当酷い目に遭いそうですね…。
    だからこそ報われて欲しい…果たしてあの絶望の状態のアイズを
    どう救出するか?他にも申したい事は幾つもございますが
    ここまで来たら後は発売を待つのみ…
    今回もご感想楽しみにしております♪

    • mitoki mitoki より:

      コメントありがとうございます!
      目次のBeautifulWorld2を見た時、私も正直あたまを抱えました(笑)
      私的には異端児周りの最期の騒動に繋がるんじゃないかなと考えていますが…(アステリオスとの決戦、ペルーダの異端児など)。
      目次関連ですと個人的にはSO16エピローグの『凍れる時の秘宝』がいよいよ確信めいてきたな……という感じでわくわくします!
      本編感想も楽しんで書きたいと思います頑張ります!!

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